剥離作業や床洗浄が終わったあと、中和の作業をしっかり行っていますか?
現場では「見た目がキレイになったからOK」と思いがちですが、実はこの中和の工程を怠ると、仕上がりやワックスの持ちに大きく影響することがあります。
目には見えない残留
剥離剤やアルカリ系洗剤を使用したあと、床には目に見えないアルカリ残留が残っています。
この状態でワックスを塗布してしまうと、密着不良・はがれ・ムラ・光沢の低下といったトラブルが起こりやすくなります。
つまり、中和せずにそのままワックスを塗る=作業が無駄になるリスクがあるということです。
中和とは…?
中和とは、アルカリに傾いた床を中性に戻す作業です。
これにより、床面のpHが安定し、ワックスの密着性や仕上がりの均一性が確保されます。
特に多層塗りや光沢重視の現場では、中和の有無が仕上がりを左右するほど重要です。
現場によっては「剥離し直し」「光沢が出ない」「密着不良で数日後にワックスが剥がれる」などのトラブルも発生します。
その多くが中和不足によるものであり、見た目では判断しづらい工程だからこそ、確実に行う意識が必要です。
清掃工程において、中和は地味ですが、最も失敗を防ぐ工程です。
しっかりとした下地作りが、長持ちするワックス仕上げとクレームゼロの現場づくりにつながります。
中和剤 ニュートラライザー
中和作業には、床面のpHを安定させながら汚れも残さず処理できる専用の中和剤が効果的です。
弊社取り扱いの「ニュートラライザー」は、剥離後や洗浄後のアルカリ成分を確実に中和し、次のワックス工程に最適な状態をつくるための中和専用のケミカルです。
使用方法
剥離剤や洗剤を使用したあとは水拭きや水洗いを行うと思います。その際に水にこのニュートラライザーを200~400倍に希釈したものを使用するだけです。特別な工程はありませんので、カンタンに使用することができます。
「中和の重要性を現場にしっかり伝えたい」、「クレームの元をつぶしておきたい」という方におすすめです。
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