その掃除が逆効果?トイレ汚れの仕組みを解説

前回はトイレが汚れる理由について案内をしました。今回は汚れる仕組みついて解説をします。

トイレが汚れる3つの理由

陶器の劣化

トイレ掃除で使用する洗剤やスポンジがさらに汚れてしまう原因になることがあります。研磨剤が入ったスポンジや強い酸性洗剤を日常的に使用すると、便器の陶器部分が徐々に劣化してしまいます。陶器は一見頑丈そうに見えますが、表面はデリケートであり、過度な研磨や強い化学薬品の影響を受けやすいのです。

この劣化した部分は、目に見えない小さな傷や凹凸ができやすくなります。そこに汚れや水垢、尿石などがたまりやすくなり、結果としてトイレが汚れやすくなります。特に便器の内側や見えにくい箇所に汚れが溜まると、掃除をしてもなかなか取りきれないことがあります。

汚れが入り込むと…

陶器の凹凸に汚れが入り込んでしまうと、なかなか汚れが取れなくなってしまいます。その汚れを取るために研磨剤が入ったスポンジ、強酸性の洗剤を使用するので悪循環でしかありません。

さらに汚れがなかなか取れないので擦る時間も長くなります。作業者の負担、労働時間の超過にも繋がることとなります。

 

このような陶器を劣化させないためには使用する道具や洗剤の選び方が重要です。陶器に優しい中性洗剤や、研磨剤の入っていない柔らかいスポンジを使用することで、トイレを傷つけずに清潔に保つことができます。普段から適切な掃除を行うことで、トイレの劣化防止、汚れにくい環境作り、そして時短に繋がっていきます。

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