替えが効かない会社になる

これまでにオーボットを使ってのコストを下げる方法は、何度か紹介をしてきました。しかし、単価を上げる方法を紹介していませんでした。技術や知識を身に付けることで作業単価を上げることも可能となり、替えが効かない会社にもなることができます。

作業単価を上げる

これからはさらに人件費が厳しくなります。人件費を補うために作業単価の低い仕事を数で稼ぐのはそろそろ限界がくる可能性があります。

そのためには単価を上げる必要があります。ただ、値上げの交渉をするだけで話が進めばいいですが、それほど簡単にいくものではないと思われます。

その対応策の1つとして、これまで以上の品質を出すという方法があります。品質を大きく上げることで価格交渉や新たな提案を行いやすくなります。

この方法を行うとお金が回るので、人件費やマシンへの投資も行いやすくなります。オーボットを使うだけでも品質は上がりますが、さらに上を目指すことも可能です。

実際の作業例

これから書く内容は極端な作業でコストがかかる方法です。どんな現場にでも適すわけではありません。品質を上げる作業方法ですが、デメリットもあります。

現場例
高級ホテル、社長室、応接間など

作業方法
1.噴霧器でアルカリ洗剤を噴霧

2.オーボットにパワーアジを使ってブラッシング

3.トラックマウント(エクストラクション)でクリーニング

4.オーボットにスーパーゾルブパッドを使って水分回収とカーペットの毛を起こす

こちらは技術や知識を必要とするので推奨する作業方法ではありません。

デメリットとしては工程数が多いので作業時間がかかり、水分を多く使うので乾燥時間などがあります。

しかし、高い品質を出すことができるので利益にも繋がります。

替えが効かない会社

品質も大事ですが『替えが効かない会社になることが1番重要です。

上記の作業を出来る会社というのは技術面、コスト面からかなり少ないと思われます。そのため、同品質を他の会社に求めるのはかなり難しくなります。

替えが効かない会社であり続けるということは、仕事がなくなるリスクはかなり低くなります。ここまでに技術のことを書いてきましたが、替えが効かない会社というのは技術だけではありません。

特別なマシンを持っている」「安全管理が行き届いているので失敗がない」「いつでもすぐに対応をしてくれるなどお客様によってニーズはそれぞれ違います。

優れた点を伸ばしていくことで会社は成長し、他社との差別化ができ、利益に繋がっていくこととなります。

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