今回が年内最後のブログ更新となります。
少し早いですが今年も1年お付き合いいただき、ありがとうございました!
2022年を振り返り、この1年で得たことをお届けします。
物価の上昇と円安
コロナ禍に入って製造の遅れや物流の滞りにより、製品が入ってこないことがここ数年続いていました。その状態は今年もほとんど解消されることがなく、1年中製品の入荷待ちに振り回されました。
それに加えて各メーカーの異常なほどの値上げに私たちも、ユーザー様もみんなが驚いたと思われます。
コロナ禍の落ち着きによる超過需要、戦争による工場の製造停止、天然ガスの輸入停止によるプラスチック製品の高騰、急激な円安など様々な要因があり、値上げする理由は明らかですが数十%も価格が上がるなんて予想もしていませんでした。
値上げをしているにしろ、今年はメーカー(特に輸入メーカー)がしんどい1年だったと思われます。
ロボットに仕事を奪われる
2022年は清掃業界にとってロボット元年になったと感じております。
これまでも清掃ロボットはありましたが、多くのメーカーからの発表や導入などが目立ちました。そして、ロボットについての事件もありました。
『ロボットに仕事を奪われる』という表現はあまり好きではありません。ロボットにできること、人にできることは違うので分担を行うことが正しい道だと思っています。
しかし『仕事を奪われる』という事態が現実に起こっています。それはビルオーナーがロボットを導入するということです。
実際にロボットの導入により日常の清掃がなくなってしまった。
という事態が発生しました。以前からこのようになることはわかっていましたが、これほど早く起こるとは思っていませんでした。
これを防ぐにはビルメンテナンス会社としてロボットの知識を持つことも大事です。
ロボットと共存する世界
清掃ロボットが存在することはもう誰もが知っているでしょう。
家庭用はもちろん、業務用でも床清掃ロボットは出回っています。営業時間中に床清掃ロボットは動いていないのであまり実感がないかもしれませんが、大きいショッピングモールや商業施設には導入されていることが多いです。
しかし大きい現場へロボットが導入されたからといって、「ロボットに仕事を奪われた」と言う方はおられません。それよりも労働不足の減少により、人が集まらないということがどこでも起こっています。「ロボットがいて仕事が楽になった」という声すら出ているのが現実です。
今年に入って、警備ロボットがオフィスビルで営業時間中に稼働しているのを何度も見かけました。そして徐々に営業時間中に床清掃をするロボットも現れています。あと2,3年もすればいろんな業態のロボットが動いているのを見ることは珍しくなくなるでしょう。
ロボットの現状や社会の知識がなければ、ロボットに仕事を奪われるということが起こると思われます。それを理解した上で、会社の強みとロボットを組み合わせた提案を行うことができれば仕事を奪われるということは発生しないのではないでしょうか。
まとめ
物価の上昇や円安などの影響により、私たちにとって今年は大変な1年となりました。お客様に迷惑をかけたこともあるかと思います。
そんな中でも新たなことへの挑戦や学びを忘れずに、しっかり取り組んできたと自負しております。
その取り組みの一部として、私たちは2023年に新たなオーボットの発売、新たなロボットの導入、新たなサービスの提供をすでに計画して動いております。
それらについては、また発表できる段階に入りましたら案内致します。
皆様のお役に立てることが出来るように日々心がけておりますので、2023年もどうぞよろしくお願い致します!
コメント